受講体験記

設計歴7年

プランの添削時に指摘されたことが今後の業務に生かせそうです

YouTubeでアーキテクチャーライブの講義(間取りの學校)を視聴したところ、面白く勉強になったので本講座も受けてみようと思いました。
設計課題の敷地は、条件が厳しい都心の敷地が多かったですが、そういう敷地での設計経験を増やせたのはむしろよかったと思います。
毎回の課題では、私のプランの不備・不足を講師の方からさまざまなかたちでご指摘いただきました。たとえば、車庫の最低寸法や荷下ろしに必要なスペース、プレゼン時はどのように図面を見せるとお客さんに好印象を持ってもらえるか、など。たくさんの経験ができたので、今後の実務では失敗しないように出来るかと思います。このような講座を開いてくださりありがとうございました。
(埼玉県/住宅設計歴5年)

設計歴3年

必要な床面積の見通しをつけられるようになった

いまよりもっと設計力を身につけること、お客様にプランを分かりやすく伝えるためのボキャブラリーを増やすこと、これらを目的に受講しました。
設計課題の添削や先生方の講義を通じて参考になったのは、以下の事柄です。
・窓辺の考え方/掃き出し窓と腰窓では空間に与える影響に違いが出ること。たまりの空間をつくりたいとき、窓はどうすればよいかについても以前より考えられるようになりました。
・プランに必要な坪数の考え方/プランニングに取りかかる前に、あらかじめ必要な面積を計算してから計画を練ることができるようになり、プランの組み立てがとてもやりやすくなりました。お客様が要望される住まいを限られた敷地面積のなかで叶えられるかどうか、最初の段階で見通しがつくようになり大変ありがたかったです。
・アプローチの考え方/細長いアプローチを魅力的にする方法が大変勉強になりました。
・必ずしも南に開かなくてもよいということ/これまでは南にメインの開口をもってくることが多く、西側はできるだけ開かないようにしていました。しかし、ときには視線の抜けを重視して西側に開くことを考えてもいいなど、敷地条件を読み取ってから開く方向を決めるという考え方が大変勉強になりました。
(神奈川県/住宅設計歴3年)

設計歴12年

指摘された「プランニングのクセ」を直していきたい

知り合いに「こういう講座があるよ」と紹介されたのがきっかけで受講を決めました。毎回の設計課題や講義を通じて、「敷地を見る重要性」をこれまで以上に感じました。また、敷地の形状を利用した設計がいかに重要かも理解できて、とてもよい勉強になりました。参考になったことがいろいろありますので、以下に書き出してみます。
・広さではなく居場所を設けること(通路だけにならないように)
・目的に応じた広さを
・まちに提供する緑で外観の印象が変わる
・お客様へのプランの提示のしかた(平面、断面、立面、プランの魅力を記載など)
・居場所(シークエンス)をつくる
・空間に合う天井の高さ、吹抜け天井などむやみに高くしない
・玄関までのワクワク感がでるようにつくり込む
・敷地で一番気持ちの良い場所(日当たりも)にリビングをもってくる
鈴木先生からは、「コーナーに壁をつくる癖がある」とのアドバイスをいただきました。これからは思い切って(!?)コーナーに窓をもっていきメリハリのある設計をしていきたいと思います。
(岩手県/住宅設計歴12年)

設計歴1年

プランを立体的に考える意識を持てるようになった

講師のお一人が弊社社長と知り合いだったようで、社長に勧められるかたちで受講しました。私は設計の仕事を始めたばかりですので、このような講座で基本的な知識を身につけておきたいという思いもありました。
講師の先生方は住宅設計のコツやアドバイスが四者四様で、毎回新鮮な気持ちでお話を聞くことができました。
これまで、プランニングは平面だけを考えて完結していたのですが、この講座を通して、敷地や周辺環境を考慮しながら平面だけでなく立体的に考える意識も持てるようになりました。外観についても、まだなんとなくではありますが、以前より意識できるようになったと思います。実物件の紹介がとても興味深かったです。
(千葉県/住宅設計歴1年)

設計歴7年

室内・庭・公共の考え方は全講師共通だと確認できた

ふだんから、どうすればお施主さんに魅力あるプランをご提案できるだろうかと考えながら設計しています。そのための手法を建築家の先生から教わってみたい、私の図面を添削してもらいたいと思い受講を決めました。
今回は4人の先生がいらっしゃいましたが、みなさん設計手法は違えど「室内・庭・公共」の考え方は共通していたように思います。
町並みに配慮したランドスケープデザインと歩行者・隣地からの視線の防ぎ方、室内における視線の抜け、目線の動かし方、動線などのお話が特に勉強になりました。プランは敷地の良いところから平面と立面を一緒に考えていくこと、敷地全体の計画や断面の計画も考えることで、より味のある設計ができるようになるということもよく分かりました。
(埼玉県/住宅設計歴7年)

設計歴8年

他の受講者のプランがよい刺激になった

住宅設計系のスクールをいろいろなところで見かける機会があり、以前から気になっていました。私は田舎に工務店を構え、一人で設計・現場監理をしています。同じような設計者が一つの講座に集まることで、ほかの設計者が住宅をどのように提案しているのかを知れましたし、また自身のスキルアップにもなりましたので、とてもよい機会になったと思います。
地域にもよるのでしょうが、最近の住宅業界はコスト感覚がより求められるようになったと感じています。同じ提案内容なら、無理なくコンパクトで魅力的なプランのほうがお客さんに求められるようです。そんなことに気づけたという意味でも参考になる講座でした。
(青森県/住宅設計歴8年)

設計歴8年

キッチン廻りの設計を疎かにしないこと

過去、地場ビルダーに勤務していた時期があったのですが、それ以外は人から設計を学ぶ機会がほとんどなくプランニングも独学でした。いつか著名な先輩方から設計を学びたいと考えていたので、ちょうどよい機会になりました。
ふだんの業務では高性能住宅を手掛けていますが、最近は性能だけでは差別化が難しいと感じています。もっと設計力をスキルアップさせ、お客様に良い家を提供したいのですが、実際にプランニングを始めると壁にぶつかることが多く(考える時間がかかる)、一度考え方を整理したいと思っていました。
設計課題や講義から学んだことで、特に印象に残っている事柄は以下のとおりです。
・平面と断面を同時に考えること
・お客様にプランを提出する際は図面に近隣の建物なども描くこと
・プランは外部とのつながりも考えること
・キッチン廻りの設計を疎かにしないこと など。
(栃木県/住宅設計歴8年)

設計歴7年

自分のプランニングの弱点に気づけた

本講座のような設計講習にはこれまで参加したことがなかったので、よい機会になりました。実際に受講してみると、自分はこれまで一定の枠のなかに必要な部屋を当てはめるプランニングばかりしていたということがよく分かりました。
ある先生の授業で、必要な高さや広さ、サイズなどを把握するにはいろいろな部屋(旅先のホテルなど)のスケッチをするとよいというお話がありました。そういうところから住宅のスケール感や手描きに少しずつ慣れていこうと思います。先生方、他の受講者さんのプランを見る機会をいただけたのも、とてもよい勉強になりました。
(岐阜県/住宅設計歴7年)

設計歴3年

建築と外構を一体的に考える重要性を学んだ

設計力向上のため、また初心者向けということでしたので受講いたしました。
講師の先生方はそれぞれに特徴が違い、さまざまな考え方を学べました。地価の高い敷地をいかに無駄なく使いこなすか、建築と外構計画は一体で考えないともったいない空間が生まれてしまうことなど、参考になる考え方をたくさん学べました。
(神奈川県/住宅設計歴3年)

設計歴0年

実務経験のない自分のプランを見てもらえてよかった

まだ実務での設計経験がないため、プランニングの基本を学ぶために参加させていただきました。実際に自分のプランを見ていただき、直接ご指導いただけたのがよかったです。講師の方々の設計例や他の参加者のプランも見ることができ、いい勉強になりました。
(千葉県/住宅設計歴0年)

設計歴1年

質の高い提案をするために必要なことが分かった

住まい手にとって本当に住みやすい住宅とはどのようなものか、住まい手の暮らしに沿った提案はどのようにすればよいのか、他の受講生のプランも見ながら試行錯誤できたのはとてもよい経験になりました。
間取りを収めることだけに終始すると、設計者として肝心な「暮らしを提案すること」が疎かになりがちです。住みやすい間取り、建築的に良い間取りを理解したうえで、さらに質の高い提案をするために、これからも日々考え続ける必要があると痛感いたしました。
(神奈川県/住宅設計歴1年)