受講体験記
収益物件設計講座 2024
参考になった「最小寸法とその根拠」
ふだんはWRC賃貸マンションの設計をしています。
ほかの設計者はどのように仕事をされているのか、特にボリューム検討をどのように進めているのか、そういう話を聞く機会はまずないので、自分が日常業務でやっていることを確認する意味も含め受講しました。
マンション設計時の最小寸法については自分なりに数字を持っていますが、講義のなかで中川先生独自の最小寸法とその根拠をうかがうことができ(私よりひと回りコンパクトな設定がベースでした)非常に参考になりました。
良い機会をいただきありがとうございました。
収益性を高める共用部の考え方
これからちょうど集合住宅の設計を始めるというタイミングで本講座のことを知りました。集合住宅の収益性という観点で何かヒントを得られればと思い受講いたしました。
私が住む山梨県はマンションを計画する敷地が広いこともあり、ボリュームを極限まで使い切る設計はあまりしません。ですが、収益性を高めるための共用部の考え方や、高さ関係など寸法の考え方、廊下や敷地内通路の法規的な解釈などの解説はとても参考になりました。
ボリューム全体を鳥かご図で把握すること
設計の時間短縮につながるコツを学べればと思い受講しました。
講座のほうは、自治体ごとに微妙に異なる条例の内容が分かりやすく整理され、それぞれのポイントがよく分かりました。また、実務上それらの情報に最速でたどり着き、要点を引き出すコツも得られました。ボリューム全体を鳥かご図で把握することがクライアントなどへの説明に有効であると知れたのもよかったです。
分かりやすかった法規・条例の解釈
現在は戸建住宅の設計業務が主ですが、今後は収益物件の検討を事業としてやりたいと考えており、ちょうど良いタイミングだったので講座に参加いたしました。
講座全体を通し、法規・条例の解釈について分かりやすく教えていただきとてもためになりました。設計課題では収益物件における間取りの考え方や階段配置などの細かい考え方などをうかがえとても勉強になりました。可能なら、中川先生が実際に収益物件の検討をされるときの流れを順に見てみたいと思いました。
投資家にとっても有益な内容
私は設計する側ではなく投資をするほうですが、マンションの収益性を上げるために設計者がどのようなテクニックを駆使しているのかを知りたくて受講しました。
講座の内容は、知っていることもあれば知らないこともあり、わずか4回の講義でしたが非常に有益な内容で勉強になりました。窓先空地や敷地内通路の設計テクニックはいかにも設計の先生ならではの内容でしたが、それ以上に「クライアントに対して必要な情報をいかに分かりやすく伝えるか」という点に腐心されていることにとても感銘を受けました。
収益物件に関わる設計事務所やデベロッパーにもっと共有されてしかるべき視点かと思います。良い機会をいただきありがとうございました。
演習編があればぜひ受講したいです
市街地で集合住宅を計画する際の設計力を養成したいと思い受講しました。
中川先生の解説のなかで特に勉強になったのは、窓先空地の考え方、敷地内通路の考え方、地下の容積率緩和についてです。次回、収益物件設計講座の演習編があればぜひ受講してみたいと思っています。
細かなテクニックも非常にためになった
このところ収益物件の設計・施工の依頼が増えてきたため、勉強のために受講しました。
収益物件の設計手法はもちろんですが、その前段となる机上での情報収集法やスキャンピーの活用、エクセルの使い方など、細かなテクニックも非常にためになりました。
アーカイブ受講でも勉強になった
弊社とお付き合いのある地主のオーナー様から収益マンションの相談があったため、その勉強も兼ねて受講いたしました。
受講の申込みはしたものの、実際には社内で立ち上げたばかりのリフォーム事業部の業務に忙殺され、リアルタイムで講座に参加することはほとんどできませんでした。また設計課題の提出もできませんでしたが、後日アーカイブで受講させていただくことができ毎時間大変勉強になりました。アーカイブで受講できるシステムがあり助かりました。