講座レビュー
架構設計入門講座 2025
設計歴8年とても分かりやすい講座。
今後は自分で伏図を描くところから始めたい
私の営業エリアは南海トラフ地震が懸念される地域なので、なるべく建物に負担のかからない架構設計をしたうえで耐震等級3の取得を目標にしています。ただ、「建物に負担のかからない」という部分が難しく……。架構設計に正解はないと思いますが、それ以前に前提となる基礎的な考え方や設計の仕方について学びたく受講いたしました。
全6回の講座のなかで特に、梁の架け方、構造区画のルール、また梁せいの目安をつける簡略式がとても勉強になりました。梁せいは「経験と勘で決める」という言葉をよく聞きますが、やはりしっかり根拠を持って検討できたほうがよいので、その点がクリアになったのも非常にうれしかったです。
今後は外部にまかせず、自分で伏図を描くところから始めてみたいと思います。とても分かりやすい講座でした。ありがとうございました。
(静岡県/設計歴8年)



架構設計に関するモヤモヤがだいぶクリアになった
戸建住宅の設計をしています。お施主さんの要望や敷地形状によっては耐力壁が取りづらいプランになることがあります。また、大きな吹抜けを要望されると、構造上許容されるサイズや設けてよい位置・悪い位置について悩みます。ときには構造計算をしたあとで、プランの変更をお願いすることもありました。
当社は許容応力度計算をしているので、無理をすれば(梁せいを大きくするなど)計算が成り立つことも多いのですが、できればなるべくシンプルに、無理のない構造で設計したいと思っていました。そのための知識を得られればと思い受講いたしました。
講義のなかで何度も出てきたのが「架構ブロック」です。それまでは、間取りをベースになんとなくブロック分けをし、重要な柱が立ちそうなところをイメージしながらプランニングしていたのですが、いざ構造計算をかけてみるとエラーになることが多々ありました。
本講座は平面図の上にトレーシングペーパーをかぶせブロック分けの演習をしましたが、その過程で架構ブロックの考え方や1階と2階の整合の取り方などを教えていただき、それまでのモヤモヤがだいぶクリアになりました。まだまだ完全に身についたとは言えませんが、少しずつ実践してイメージと計算が一致するようになればと思っています。
(埼玉県/設計歴13年)



先生も悩みながら梁の方向を考えていることが
分かり親近感が湧いた
当社は工務店ですが、いずれ社内で構造計算書を作成できるようになりたいと思っています(ホームズ君構造EXを使用)。その準備として、木構造の基本を学び直したいと思い受講いたしました。教えていただいた事柄のうち、特に役に立ったことを以下に列記します。
・構造を考えるうえで重要になる1次梁、2次梁、3次梁について、これまではあまり理解できていなかったのですが、先生のレクチャーを受けて腑に落ちました。また、「梁は架構ブロックの範囲で短辺桁に向かって架ける」「2次梁になる場合は1次側の梁スパンが小さい側に架ける」という、おそらく基本的なことなのでしょうが、これまで自分が重要視していなかった事柄を感覚的にも理解でき、とてもすっきりしました。
・村上先生のご指導は一方的に「こうしましょう」「こうしてください」というかたちではなく、「こうも考えられる」「これでもいいかもしれない」といろいろな選択肢を提示してくれるスタイルです。目の前にある「正解」の伏図を見ながら、それでもまだ試行錯誤されている様子がとても参考になりました。先生も悩みながら梁の方向を考えているんだなということが分かり親近感が湧きました。
・講義のなかで何度も出てきた「架構ブロック」ですが、ホームズ君構造EXでは「設定してもしなくても構わない」とのことで、その重要性があまり分かっていませんでした。しかし、この講座のなかで何度もチェック図を作成するうちに、やはり計画の基本は架構ブロックなんだと理解できました。ホームズ君をより一層使いこなせそうです。
現時点の自分の力量を考えると、実務からほど遠い気もしましたが、プレカットに配慮した継手の位置、受け梁、金物の納まりなどの話もとても興味深かったです。
(神奈川県/設計歴20年以上)



ほかの受講生の質問への回答もとても勉強になった
以前から構造計算や伏図の勉強をしたいと思っていました。2025年に構造の法規が変わったこともありホームズ君構造EXを導入したのですが、使いこなすのがなかなか難しく書籍などを参考にしていました。ただ、本を読んでもなかなか期待する内容には出合えず……。そんなタイミングで本講座の案内があり、オンラインで受講できる利便性にもひかれ思い切って受講しました。
受講してとてもよかったと思います。
梁の架け方、架けてはいけない方向、荷重の流れのお話など、とても分かりやすかったです。書籍などでは理解できなかった点を私が質問すると、村上先生は丁寧に回答してくださいました。私だけでなく、ほかの受講生の質問への回答もとても勉強になりました。今後の実務に生かしていきたいです。受講して本当によかったです。ありがとうございました。
(北海道/設計歴20年以上)



基本プランの設計時から架構や柱位置を意識して
設計を進められそう
住宅の設計・施工が主業務です。建築士試験の勉強では学びきれなかった基礎の設計や架構の設計手法について、曖昧な知識をクリアにしたいと思い受講いたしました。
基礎の配筋と人通口の設け方、継手、アンカーボルト、柱の配置方法など、すべてに理由や根拠があることを学べました。また、設計課題の宿題は実際に考える機会をいただけたのでとても良かったです。今後は基本プランの設計時から架構や柱位置を意識して設計を進められそうです。ありがとうございました。
(北海道/設計歴10年)



勾配天井での梁の架け方、跳出しバルコニーの
架構設計などたくさんの知識を得られた
これまで梁の架け方をよく知らないままホームズ君構造EXを使ってきました。架構設計の基本をしっかり学習すれば、構造ソフトも有効に利用できるだろうと思い受講いたしました。
全6回の講義を通して、架構ブロックの割り方から小屋伏図、2階床伏図の描き方まで、架構全体の決め方が少しずつ分かってきたように思います。また、継手の位置は直交材があるところに、勾配天井での梁の架け方、跳出しバルコニーの架構設計など、たくさんの知識を得ることができました。耐震等級を上げたい場合の水平構面の検討方法が分かったのもよかったです。
(三重県/設計歴20年以上)



基本プランの段階から役立つ内容
これまで伏図の設計は、完全に我流でやっていました。そろそろ体系的に学び直したいと思っていたところ、この講座のことを知り受講しました。
架構チェックの仕方(青◯柱や赤〇柱)、上からの力の流れを考慮した非構造柱の考え方などは、基本プランの段階から役立つ内容で、それらを学べたのはとてもよかったです。また、継手や火打ちの位置に関して、設けていい場所・ダメな場所を具体的に知ることができたのもよかったです。
(山梨県/設計歴20年未満)


